キャッチボール


今日は今年度最後の参観日&懇談会でした。
今年の先生は若い男の先生で、前にも書いたけど、感動屋さんでとってもいい先生でした。
なので,最後の懇談会も出席率が高く、お母さんたちの「一年を振り返ってのコメント」もついつい長くなってしまうほどでした。


3年生になった時に、先生が「こどもには手をかけず、目をかけてあげてください』とおっしゃっていたんです。
その言葉がとても心に残っていたお母さんたちが多くて、この一年、その言葉を思い出しては子どもの自主性に任せて、手出ししすぎないようにしていたおうちが多かったみたいでした。
そのかいもあってか、クラスの子どもたちは「自分なりに考えて行動する」と言う部分がだいぶ育った一年であったようです。


子どもの担任のK先生は、わりとまめに家庭にも電話をくださる先生でした。
うちにも電話をいただいたことがあって、最初は「学校から電話!!!」と、ドキドキしました。けれども、結構子どもの細かい行動などもみてくれているんだな〜と、その電話でわかりました。
そのことがきっかけで、こちらからも細かいことを連絡帳に書いたり、こちらからも学校へ気軽に電話をして気になることを聞いてみたりできました。世の中でも色々なことがあるし、学校という小さな子どもの社会の中でも色々なことがあると思うのですが、K先生のおかげで、毎日、子どもを不安無く学校へ送り出せる1年でした。
そう感じていたのがうちだけでなく、たくさんのおうちがそうだったんだな〜と今日わかりました。
子どもたちもみんな楽しい1年だったようです。

K先生は若いし、多分すごく正直なんだと思うんですけれど、「今日の授業参観は最後の締めくくりだから、、、と緊張して板書の手が震えました。」とか、「今日の給食で、納豆が嫌いなSくんが頑張って食べているところをみて、僕も人生で初めて納豆を完食したんですけれど、(←先生は西のほうの方なので)僕が納豆が嫌いなことはこども達にバレてないので、ナイショにしてください。』とか懇談会でも話すんですよ。
そんな先生に対して、クラスの子どもたちもお母さんたちもopen-mindになっちゃったんだと思います。
やっぱり、伝え合うことは大事なことなんですね。