中央線

岡崎武志さんの「読書の腕前」を読みました。
面白くって一気読み。

最近思うのですが、私の心に妙に引っかかる人は
どうも中央線沿線にゆかりがあるらしい。
岡崎さんもなんだけど、この本の中に出てくる場所は私にとって、
すごいホームすぎてちょっとびっくりしました。
(もう、岡崎さんにさらに親近感)


この本の第1章「本は積んで、破って、歩きながら読むもの」を読んでいて、
私の積ん読中の本たちへの後ろめたい気持ちがちょっと軽くなりました。
(だって、積ん読本、手芸本も含めてたくさんあるんですもん)
岡崎さんの本、年末年始に向けてまだまだごっそり読むつもりです。



読書の腕前 (光文社新書)

読書の腕前 (光文社新書)



中央線つながりはこの方もでした。
この本は図書館で借りました。
素敵な装幀。
クラフト・エヴィング商舎のお二人の装幀でした。

おじいちゃん(って言ったら失礼かな?)的まなざしの
柔らかいエッセイ集で、日だまりで読書しているような気持ちになりました。
「散歩」という定義について、ぼんやりと考えました。
年末に向けてせわしない時間が流れている中、
この本の中は時間がゆっくりと流れていて、
文字を追っていて妙に心が安らぎました。

関係のない話ですが、著者の黒井千次さんと私、
誕生日が一緒で、それもなんだか嬉しかったです。



散歩の一歩

散歩の一歩




最近、冷え込んでいて、ゆっくりお風呂で本を読むのがこのところの楽しみです。
(もちろん、お風呂本は自分で買ったものだけ持ち込みますよ〜!)