たんぽぽ

saki282005-04-21


今日はお天気になりました。
毎朝、幼稚園まで歩いて行っています。
途中にたんぽぽがたくさんさいているところがあります。
今日はたくさんの花が咲いていました。
遠くから見ると,そこだけ,黄色い絨毯が敷いてあるようです。

今日は「たんぽぽ」(甲斐信枝作、絵 
金の星社)という絵本を子供と読みました。


「つめたいかぜに、ほんの すこしはるの においがする。」
と、いう書き出しから始まり
「あさ おひさまのひかりで、たんぽぱたちは めをさます。
 そして いちにちじゅう、いっしょうけんめい
 おひさまを みあげてくらす。
 ゆうがた、たんぽぽが ねむる。
 ひとつ ひとつ ゆっくりつぼんで、
 しまいに みんな ねてしまう。
 さむいひは、いそいでねむる。
 あたたかいひは、ゆっくりねむる。」
と、たんぽぽの一日の様子や、雨の日の姿、
その後わたげになって また、冬を越え春を迎えるたんぽぽの一生もとてもわかりやすくて
こころに響くような言葉で書かれています。


なんといっても、わたげができ、まあるくひらいていく様子の描写と絵はすばらしくて、
わたげが風にのって飛んでいく場面はページが観音開きに開いて、4ページ分の大きさで描かれて
いるところはすばらしいのです。


道ばたのたんぽぽにふと、足をとめたくなる一冊です。


たんぽぽ (絵本のおくりもの)