電車のなかで

お日さまのテーブル (ブルーム・ブックス)
昨日の日曜日、久しぶりに一人で電車に乗りました。
実家の母の親戚の法事にいくためです。
こどもはオットに託して。


独身の頃なら、一人で電車に乗るなんて本当に日常のことで、当たり前なんだけど、こどもが生まれてからというもの一人で電車に乗ることって、一年に数えるほど。


家でも、こどもが学校や幼稚園に行っているときや、夜中とか一人になれる時間はあるけれど、この電車の中の一人の時間って、なんだかちがうのです。
移動している空間っていうのと、全く知らない人たちの中にいる一人の自分っていうところが違うのかな。


何となく、ぼんやりと考え事をしてみたり、本を読んでみたりすると、
ちょっと心の声も聞こえてくる気がします。普段忘れちゃっている思いとか。懐かしい人のこととか。

昨日は、写真と短い文章をパラパラと読みたい気分だったので、広瀬裕子さんの「お日さまのテーブル」をバッグに入れてでかけました。
家でパラパラ見ていたときと違って、電車の中で、移動中に読んだのは感じるものもちょっと違っていて、たまにはこんな時間もよいな、、、と、思った一日でした。