すてきレシピ

栗原はるみさんの「すてきレシピ」が創刊10周年と知って、結構びっくりしました。




私が、結婚したのが95年で、『すてきレシピ」の創刊が96年と書いてあるので、は〜、そうか〜。と、なんだか10年あっという間だったな〜とちょっと感慨にふけってしまいました。
栗原はるみさんを知ったのが、多分14〜15年ぐらい前で、確か、一番最初に手にした本が『栗原さんちのおやつの本」で、その後、「ごちそうさまがききたくて」「もういちどごちそうさまがききたくて」とか、そのころのものはほとんど全部持っていると思います。
今は、素敵なお料理本がたくさんあるけれど、当時、栗原さんの本ってとっても素敵で新鮮で光っていました。
そのころの本は何ページにどのお料理、どんな食器が出ている、、、とか覚えてしまうぐらい熟読していたな〜となつかしいです。
結婚したころの私のバイブルでしたし、、、。


『すてきレシピ』も創刊号からずっと、読んでいて、いつの間にかこんなにたくさんになっていました。
年に4回、季節ごとにでるのは、定期的に自分と家事の事を反省したり、気持ちをリセットするのにちょうどよかったな、、、と思います。(その反省を糧に、なんとかできないところがつらいところなんですが、、、)
今、10年分の『すてきレシピ」を前にしてみて、自分の主婦としてのキャリアは全然上がってないな〜と、すごく、トホホな気分です、、、。
毎号、はるみさんのことばに、はっとすることがあります。
今回は、”栗原はるみさんに100の質問”というのがありました。あれこれ、心に響く言葉があったけれど、今子育て中の私は「Q:育児中、しつけに心がけた事はどんな事ですか?』という質問に対して、「A:1つか2つ、子どもが自由にしていいことを約束していました。そのひとつが、『いつでも友達を連れて来てもいい』でした」という答えでした。これって、なかなか簡単な事ではないと思うのです。自分が疲れている時だってあるし、おうちがきたない事だってあるし、、、。そういう事を子どもと約束できるのって、すごいなと思わずにはいられませんでした。


創刊10年を区切りに、『すてきレシピ』は休刊することとなったそうです。
10年分の『すてきレシピ』を前にして、簡単で美味しいお料理のレシピや暮らしの色々なヒントなど、いろいろなものをこの本から貰ったな〜と、感謝する気持ちでいっぱいです。