メヌエット


子供がエレクトーンを弾いています。
私はたぶん、ゆるゆるしているので、あんまり、「夕ご飯の前にちゃんと練習しなさい!」とか、言わないので、弾かない時は全然練習していなくて、レッスンの前の日にあわててちょこっと練習していくというような事が長い間続いていました。(本当はそんな事ではいけません!)グループレッスンなので、そんな事をしていてもそれなりにレッスンをこなし、「練習してないから、行くのが嫌だ〜」とか言う事もなく続いています。でも、さすがに、ちゃんと練習してきている女の子たちとは雲泥の差があったりしますが。
それが、最近というか、2年生になったらスイッチが入ったみたいで、毎日、暇だとエレクトーンをさわっています。なので、ここのところちょっと上手くなっているかも、、、とこっそり思っています。(やっぱり、練習量は比例するよね、、と実感。)
うちの子は幼稚園に入る前の3歳頃から、某音楽教室に通っているのですが、そもそも、楽器を習わせようという事からではなくて、引っ越ししてきたこの街に年の同じぐらいのお友達がいなかったので、幼稚園に行く前に同じぐらいの子供たちの中に入れたほうがいいかな、、、ぐらいな軽い気持ちではじめました。
この某音楽教室に通ってみて、時々すごいな〜と思う事があります。(私はそこのまわし者でもなんでもありませんが、、、)やっぱり、長年の研究からカリキュラムが組まれているのでしょう、子供の心と体の発達段階にちゃんとあったメソッドがあるように思います。
今までのレッスンは主に耳で聞く事が中心で、どちらかと言うと耳コピーして弾けているような感じなんですが、耳で覚えた記憶をもとに、だんだんと楽譜の音符が読めるようになっているような感じなんです。
耳コピーという点では、年に数回縦割りのクラスコンサートがあるので、今取り組んでいる曲は1年ぐらい前に1つ上の学年のお子さんたちが弾いているのを聞いたことがあるので、その時に聞いた記憶から意外にもすんなり曲が弾けているのです。ちょっと、ビックリしました。
また、グループレッスンなので、グループレッスンならではのよさもあるように思います。今年前半でクリアーすべき課題曲というのが何曲かあるのですが、どの曲から取り組んでもいいことになっています。つまり、クラスの中で、色々な子が同時進行でさまざまな曲に取り組んでいて、その発表を聞くチャンスが毎回あります。自分は今、Aという曲を練習しているけれど、友達が取り組んでいるBとかCという曲も並行して聴いているので、次にBやCの曲を取り組むときに、すでに、いくらかは耳コピーできているので、次の曲にも割合とすんなりはいっていけるみたいなんです。
上手なお子さんにとっては、グループレッスンはちょっともどかしかったりするのかもしれないですが、うちの子にはすごくいいみたいに思います。音と音が重なる、アンサンブルの楽しさもあると思いますし。
それと、小さい時から積み重ねた情操教育はすごいな〜と思う事があります。いまだに、ドラマなどが怖い雰囲気になると逃げるし、消すし、、、(笑)、子供ながら(子供だから?)歌や曲にすごく感情を入れながら歌ったり弾いたりしているな〜と思う事があります。ちょっと親バカな話ですが、国語の音読も気持ちをこめて読むので、すごく上手なんです。これは、ちょっと某音楽教室のおかげかな、、、と思う事がしばしばです。


今、息子はバッハの「メヌエット」を練習していますが、同じ曲を塩谷さんも新しいアルバムの中で弾いていました。もちろん、比べようもないのですが、こんな風なメヌエットもあるのかと思いました。CDなんですけど、リアルにライブを聞いているかのような素敵なアルバムでした。
先日、ラジオでも「Mr.Madonna」という曲を生演奏していたのを聴いたんですが、ラジオの向こうから聞こえてくる演奏でもドキドキしてしまいました。





ソロ・ピアノ=ソロ・ソルト

ソロ・ピアノ=ソロ・ソルト