夏の扉

久しぶりに大学時代の友達の声を聞いた。何年ぶりかな?
今年、大学を卒業して20年らしい。(ちょっと小さい声で言ってみるけど、、、)
それで、秋に同窓会があるのだそうで、私の名前が連絡取れない人のリストにあったから、、、と学科は違うけど同じサークルにいた友達が連絡をくれた。
結婚しただけなら、案内が実家に届くのだろうけれど、実家が引っ越しをして、もう10年ぐらいたつので、私は消息不明な人になっていたのでしょう。
なつかしい友達の声は、月日がたっても変わっていなくて、近況を報告したり、年賀状のやり取りがいつの間にか無くなってしまった友達とかの話とかいっぱいして長電話になった。



センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)



ちょうど、昨日、積ん読になっていた『センセイの鞄』を読んでいた。
この話は、高校時代の「センセイ」と「ツキコさん」のちょっとせつないお話だったけれど、
私は高校時代のことでなく、大学時代の自分のことをちょうどぼんやり思い返していたところだった。
なんだかタイムリーと言うか、きっと今日の友達からの電話は偶然じゃないような。
人生、そういう何か呼び寄せ合うものってあるよね。
同窓会、ちょっと楽しみだったりする。



この夏、友達がつぶやいたことばでとても印象に残っていることば。

毎年夏が来ると過ぎ去ったいつかの夏につながっているように思えて、
また夏の終わりにこの先やってくるだろう夏につながっていると思う。
そういう不思議な感覚がある。


そんな夏ももうすぐ終わりですね〜。