300%スパニッシュ・デザイン

近くの美術館で、催されているこの企画展、子供の夏休みが終わったら、行こうと思っていました。

スペイン、、、実はすご〜く好きです。
パコデルシア、アントニオガデス、ヴィクトルエリセ、アントニオガウディ、、、挙げていったらいろいろあります。そんな、思いもあって、とても楽しみにしていました。


この企画展は100の椅子、100の照明、100のポスターが展示されていました。
狭い展示スペースに、よくぞこんなにたくさん、、、という感じです。



1900年代のガウディからはじまる、さまざまなデザイナーの椅子達が一挙に飾られています。
私は新しいものから、過去にさかのぼっていく順番で展示を見ていきました。
色んな素材や形があって面白い。サルバドール・ダリのいすもありました。
でも、やはりガウディの椅子は存在感が違います。
なんだか、生きているもののよう。




照明も色んなものがありました。近代的なものやオリエンタルなものも。
なかでも、わたしはシビラのものが良かったです。




1960年代の広告ポスター、かわいいものがたくさんありました。
今もある商品、NESCAFEのものとかもありました。


同時に、「ファッションとスペインの文化」という展示もありました。
国際的なデザイナーの作品が、ガラス越しではなく、もう目の前にあるのです。
ラクロア、ケンゾー、シャネル、エルメス、サンローラン、ゴルチエ、シビラなどなどのドレスやバッグや靴や帽子がたくさん!
ドレスの生地の保護のために、かなり照明が暗くされているのですが、もう、近寄って刺繍や、ビーズワークや、アップリケの縫い目をたっぷり見てきました。
この展示はドレスやバッグなどのデザインがインスパイアーされた、スペインの絵画や写真や民族衣装などが一緒に展示されているところも、とても面白かったです。
ミロの絵画のような、ゴルチエのドレスがとても印象的でした。
大きな画面で、ファッションショーさながらの映像も流されていて、もう見ごたえたっぷりでした。
流れている音楽も、もうとても素敵なのでした。
期間中、もう一回見に行こうかな〜!!