みずたまレンズ
先週、雨がいっぱい降った日の朝、我が家の里芋くん(前にご紹介した彼です。大きくなってきたので植木鉢に植えてみました〜)の葉っぱの上に大きな雨つぶがころりんと乗っかっていました。
その日はなんだか、朝から嬉しくなっちゃいました。
そういえば、お友達のみっちょんさんがご実家で、朝歯磨きをしながら、里芋の葉っぱの上の大きな雨つぶを眺めていました、、、ってコメントいただいたな〜なんて、しばし、きれいな雨つぶに見とれてしまいました。
葉っぱをそ〜っと揺すると雨つぶはころころって動いて面白い〜。
そして、とっても綺麗。
しばらく、家のこととかをしてからお昼頃雨つぶを見てみたら、自然に風に乗って飛んでいってしまったみたいでした。
雨つぶを見て、本棚にあったこの本を思い出しました。
長男が幼稚園の頃に手にした本です。
あじさいの はなに こぼれた あめの つぶ。
するするっと すべって おちてたまになった。
みずたまのなかに おおきくみえたり、
むずたまのむこうに ちいさく さかさまにみえたり、
みずたまのうえに うつってみえたり、・・・
ふしぎで きれいな みずたまレンズ!
全体をとおして、みずたまのきれいな写真がいっぱいで、この時期に見つけられる昆虫たち(アゲハの幼虫とか、かたつむりとかかまきりとかばったとかかえるとか、、、)や花たちもいっぱいでてきます。そして、言葉がちょっと詩的なんです。この本いい本でした。
あれっ。さかさまのかおがみえるよ。
むこうから ともだちが のぞいていたんだ。あめが あがった そらに
しろい くもが うかんだ。
それも みずたまレンズのなか。
という、終わりかたもなんだか好きでした。
明日からずっと雨の予報、、、梅雨だからしょうがないよね、、、。
でも、小さな人の目になって出かけてみれば楽しくてきれいな世界も見つかるかも、、、。