どんぐりぼうや

子どもの通っている幼稚園は、家で飼っている虫とか魚とか見つけた虫とか見つけた草花や木の実を持ってきていいことになっています。
なので,家から持ってきた虫かごとか水槽を抱えながら登園してくるこどもたちを時々見かけます。
幼稚園にそれらを持っていくと、先生が一日教室においてくれて、クラスの子や他のクラスの子がそれを見に来たりするんです。

秋になってから、教室にどんぐりや松ぼっくりや草花のタネがおいてあるようになりました。
うちの子もどんぐりを持っていくというので、連休中にどんぐり拾いに出かけました。
3連休中は片手にのるぐらいしか拾えなかったどんぐりでしたけれど、今日、どんぐりスポットを自転車で通ってみると、た〜くさん落ちていました。幼稚園の帰りにさっそく拾いにいきました。



今日はどんぐり日和だったのか、下を向いて拾っていると、頭にポトンポトンと上からどんぐりが落ちてきて、たくさん拾えました。
でも、帽子をかぶっているどんぐりはなかなか拾えなくて、「あった〜!」と、思ってもすぐに帽子がとれてしまうんですよね。
たくさん拾ったものは幼稚園に明日持っていきますが、帽子をかぶった子はうちに残すことにしました。



どんぐりぼうやのぼうけん

どんぐりぼうやのぼうけん



「どんぐりぼうやのぼうけん」という絵本は秋色で、秋になると手に取って読んでみます。
でも、どんぐりぼうやのお名前「オッケ」と「ピレリル」がいつも読むとき舌をかみそうになっちゃうんです。
子どもは、これはどんぐりの種類の名前(外国語で)なのでは、、、と想像しています。どうなんでしょう?
嵐の風に乗って、飛んでいってしまった二人の冒険のお話なんですけれど、飛ばされて落ちた先が小人の洗濯屋さんで、小人のおばさんたちが洗っているものが小人のおじいさんやトロルの髭だったりして、読みながら、「小人やトロルの髭は付け髭なの???」と、思ったり、どんぐり坊やのお母さんがお父さんに蜘蛛の糸の電話をかけるところとか、最後のパーティのごちそう(どんぐりコーヒー、はしばみクッキー、まつやにガムとかびゃくしんのワインとか)に、毎回、面白いな〜とこどもたちと楽しんでいます。
勝手に、風に乗って飛んでいってしまったどんぐりぼうやが家に帰ってきた時に、”洗濯屋さんの小人にお仕置きをされたし、見つけてくれたリスのエバンス氏に散々小言を言われたから”と、「こどもをしかることはいちばんいやなことですものね。」と、子どもを叱らないおかあさんに私は考えさせられる本でもあります。