母の友

先日、「どんぐりノート」を買いにいった時に久しぶりに「母の友」を買いました。
新米かあさんの頃は、あまり、図書館にも行けなかったので、「こどものとも」と一緒に、ずっと「母の友」も購読していました。
少し、母さん業にも慣れた頃から、「母の友」は図書館で借りられるバックナンバーを借りては読んでいました。
二人め育児になってからは、本にすがったりする部分も少なくなってきたりして、いつの間にか手に取って読まなくなっていたのですが、先日chocoさんのブログで「母の友」を見かけて、今年の表紙は酒井駒子さんだったんだと知り、本屋さんで手に取ってみたのです。



特集の「どうしてこんなに片づかないの」という記事はとっても面白かったです。
日本人の昔からの暮らしかたや風土や気候から、とても論理的に示された、片づかない理由に妙に納得してしまう自分がいました(笑)。だからなんだ、、うちも、、、みたいな。


今回、久しぶりに買ってみようかな、、、と思ったのは、安野光雅さんのアトリエ紹介とあったからです。
でも、家に帰って来てよくみたら、アトリエは公開しない主義のようで、津和野にある安野光雅美術館のアトリエを再現したというお部屋の写真でした。でも、この美術館へは行ったことがないので、再現されたアトリエでも、「わ〜こんな雰囲気なの〜」と興味深く読みました。

安野光雅さんはとても好きで、家にも何冊か絵本を持っていますが、持っていない絵本もたくさんあります。
最近、図書館で、「かげぼうし」という本を借りました。




シルエットのような一色刺しの刺しゅうをするようになってから、こんな風な切り絵のようなシルエットのものが何となく目にとまるようになりました。
このお話は左ページで普通の世界でのお話、右ページで影の国でのお話が同時進行で進んでいき、最後に二つのお話がひとつになって終わります。
絵も幻想的なんですけれど、お話もなんだか不思議で、読んだあとになんだか不思議な気分が残る絵本です。
安野光雅さんの本は本の装丁にも仕掛けと言うか、ちょっと謎めいたものが仕掛けてあって、そんな発見もまた面白いんですよね。



かげぼうし

かげぼうし