森の中へ


草津はいつも涼しくて、夏でもちょっと羽織るものを持って出かけます。
うちから行くと、とっても涼しいのですが、今年の草津はそれでも例年よりは暑いらしかったのです。(いつもは、そとの温度計が17〜18度とかっていうのを見ていた気がするのですが、今年は昼間は30度ぐらい気温があったりしました。でも、蒸し暑くはないのですが。)
こんなに、緑が多いのに、蚊があまりいないそうなので、それも例年快適に感じていたのだな〜と、今年行って思いました。今年は近くの池にボウフラが大発生で、いつになく蚊も多くいるのだそう。やっぱり、どこか地球が変なんですね。





朝、家族全員で一時間ぐらいの森林散歩に参加しました。
去年は、どうかな?と思った次男も今年は足取りも軽く一緒にテクテクと歩きました。




キツツキのつついた穴。




竹の花。竹に花が咲くなんて初めて知りました。60年ぐらいに一度、花が咲くのだそうです。
花といっても、稲穂みたいな花です。わかりますか?


その日の午後、私だけ、また森の中へ行きました。
年配のご婦人二人と、ガイドさんと一緒に。
朝の森とは違う、ホテルのすぐ隣にある国有林です。
朝とは違う、いい香りの森でした。
ガイドさんは夜の森林ウォーキングも案内をされているようで、夜は同じ森でもまた違った香りがするんですって。夜は行けなくって、残念でした。




確か、ガイドさんが万年杉っていっていたような。さわってみると、かたくなくって柔らかくって、気持ちがよくってずっとさわっていたいようなさわり心地です。
この森は、ホテルからすぐのところにありますが、数歩分け入って入って行くと、もう人工の音がしなくて、森の音というか、蝉の声が聞こえるだけの静かな世界です。
ガイドさんのもと、いい気をからだに取り入れました。
私も気の流れて行く感じというのを初めて体験しました!





森の中は緑が多くて、いい香りで静かでとても癒される感じがしましたが、ガイドさん曰く、手入れが行き届いていなくって、荒れているのだそう。森を守るには少し人間の手も必要なんですね。冬に落ちてしまった枯れ枝がゴミのようにたくさんあるのだそうです。そんな枝を使ってこんなオブジェを作った方がいるんだそうです。近づいてみると、枝に松ぼっくりがついたままだったりして、なかなか素敵なんです。拾った枝を自分で、刺し加えてもいいのですって。



変わった、模様の木がありました。
これ、メープルなんですって。若いメープルの木はシロップを守るために(?)こんな模様がついているんだそうです。なんだか、蛇みたいに見えませんか?それで、虫や動物が寄り付かないようにしているのかしら?
メープルシロップが、もういいよ、、、という頃には、この模様が消えているんですって。
自然って、不思議です。
自然の作り出す模様も、すごくきれい。


帰ってきてから、ちょっと、森の事を考えたりして、ぼんやりします。
フレメの森が、ステッチしたくてしょうがない私です。