2つのピカソ展



先週、オットが平日にお休みだったので、久しぶりに二人で美術館へ出かけました。
ちょうど、招待券があったので、六本木の2つの美術館へ足を運びました。
朝、子供が学校へ行ってから、帰ってくるまでの間に、2つの企画展を見るのはかなり厳しく、すごく疲れる事はわかっていたのですが、もうその日しか行くことができない日程だったので、駆け足で2つ見てきました。
(どちらの企画展も14日で終わってしまいました)
2つとも、ピカソの企画展なんですが、すごく近所の美術館2つで連動した企画展をしているというのはとても興味深かったです。
その1つが、国立新美術館の「巨匠ピカソ 愛と想像の奇跡』(赤いチケット)で、もう1つが、サントリー美術館の「巨匠ピカソ 魂のポートレート」(青いチケット)というものでした。
どちらも、ピカソの軌跡がよくわかるものでした。
ピカソの作品がどんな風に変わっていったかがとてもよくわかる展示になっていましたが、それと同時に、何度も結婚離婚を繰り返していたピカソの日常のエピソードなどから、一緒に暮らしていた何人かの女性たちの苦悩なんかもちょっと考えてしまいました。
最後に、ピカソとともに暮らしていたジャクリーヌとの写真集(=チケットと一緒に映っている写真集)を持っているのですが、これは結婚する時に実家から持ってきているとても気に入っているものです。D.ダンカンという写真家の写真集で、画家のアトリエやピカソの日常が垣間見れるとっても面白いものであったりもします。ピカソもボーダーTシャツが好きなんだな〜とか思ったりしたし、なかでも、お昼ごはんに食べた魚の骨で、お皿を作っている写真がずっと好きでした。

サントリー美術館は、以前は赤坂見附にあったと思いますが、六本木にお引っ越ししたのも実はずっと知らなくて、、、それぐらい、なかなか美術館に行こうとか、今やっている企画展とかもチェックしてなかったって事ですね。これからは、少しは美術館へ行く時間もできてくるかな〜と思っています。
サントリー美術館は、ミッドタウンの中にあって、美術館の雰囲気がモダンな和風な感じで、とても素敵でした。時間がなくって、ミッドタウンの中をウロウロできなかったのですが、お昼を食べたNapuleというレストランのピザがすごくおいしかったです!




ピカソとジャクリーヌ その愛の叙事詩
作者: デイヴィッド・ダグラスダンカン, 亀井旭
出版社/メーカー: 造型社ジャパン
発売日: 1988/01
asin:4915489027