紙をめぐるあれこれ

井上由季子さんの本をチェックしないうちに読んでいない本が3冊もあり、
この夏、あわてて手にしました。

そのうちの2冊は、今までの手作りとか文具とか紙にまつわるあれこれとはひと味違った本でした。



老いのくらしを変えるたのしい切り紙

老いのくらしを変えるたのしい切り紙


この本は、本当に素敵な本でした。
ご自身のお父さんとの事が中心にかかれているのですが、
切り紙をとおしての父と娘の関わりに何度かウルウルとなってしまいました。
切り紙って奥深い。
お父さんの切り紙の記録もお義母さんの切り紙の記録も本当に素敵です。
老いていく親の介護とかって私も含めて多くの方が直面する事だと思うんですが、
こういうアプローチもあるんだな〜ってとても参考になりました。
切り紙は年配の方だけでなく、いろんな世代の人の毎日のエッセンスにもなるとも思います。
この本、多くの方に目にしてほしい気がします。




ものと心の整理整頓、この先に向かうために 住み直す

ものと心の整理整頓、この先に向かうために 住み直す



この本は井上さんの住み直しの記録なのですが、
我が家はまだ成長まっただ中な息子たちもいるので、
なかなかコンパクトに暮らすのってまだ難しいのだけど、
もう少し機が熟したら、我が家もあれこれ考えていかなくちゃなんだろう案件でもあり、でも、今の暮らしにもヒントになる事がいくつもありました。
発想の転換って必要ですね。





京都を包む紙

京都を包む紙



この本は2007年に出ていたものでした。(まったく、ノーチェックでした、、、)
これは京都の老舗の紙にまつわるあれこれなんだけど、
もう、開く頁開く頁すべてが美しくて大好きな世界でした。
今後、コンパクトな暮らしを目指したい私ではありますが、
包み紙とか箱とかつい捨てられず、もう、矛盾に満ちてしまいますが
素敵な紙ものオンパレードな本を見ていると、
やっぱり素敵な紙ものは捨てられない、、、、、という結論になってしまいます。


京都のお土産、老舗巡りのガイドとしても役に立ちそうです。


あ〜、京都に行きたい!