アボガドトースト食べたい!(昨年書き残せなかったあれこれ話)

昨年の話になりますが、秋頃に石田千さんの本をやっぱり手元においておきたくて
いままで図書館で借りて読んだ本の中から気に入っていた本を数冊買ました。
その時に、まだ読んでいない「きなりの雲」も一緒に求めました。
この本、書評をみると賛否両論あるのですが、私にはやっぱり好きな世界観でした。
古い家のかんじや近隣の人との距離感などもなんだかいいのです。


本の中に「切れる仲と切れない仲」という言葉が出てくるのですが、
そんなことについてもぼんやりと考えてみたり。
(笠井さんと中野さんと玲子さんの大人な関係って、どうなんでしょう?)

主人公が編み物の先生なので、季節的にも秋に読んでよかった本でした。
石田千さんの本って、食べ物の描写が絶妙だと思うのですが、
この本にはあまり食べ物が出てこないけれど、卵サンドがたべたくなります。
そして、トーストにアボガドをのせたものにレモン汁をかけて食べるシーンがあるのですが、まねっこして無性に食べたくなりました。
(感想、そこ?!って感じですね。でも、なんだか印象的だったのです)


きなりの雲

きなりの雲



同じ頃、高橋みどりさんの新刊も手にしていて、知らずに買ってきたけれど、
”家の味”の項目に、”石田千さんに聞く「食べ物の話」”というのがありました。
石田千さんの「きんぴらふねふね」のことも書かれていて、
みどりさんも石田千さんが好きなんだわ〜と、ちょっと嬉しくもなりました。



ごはんがおいしいのは大事です。
ちゃんと食べるのも大事です。
男の人でも女の人でも、もりもり食べる人が好きです。



私の好きな料理の本

私の好きな料理の本

きんぴらふねふね

きんぴらふねふね